記憶力が上がる愛情の注ぎ方

子育て×科学
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当然ですが、子どもは勝手に頭がよくはなりません

土台に「人格と心」があります。

いくら勉強や運動ができても

人の悪口ばっかり言っていたり

やる気がなければ、友だちもなかなかできません。

この「人格と心」は

幼いころに100%親からつくられて、一生かわらない

と言われています。

幼児期に最強の「人格と心」を手に入れて

それを武器に将来親元を離れ

知力、体力をどんどん伸ばしていくのです。

その最強の「人格と心」を与えるために必要なのが

アタッチメントです

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そばにいるだけで頭が良くなる

それってどういうこと?

子どもが泣いていたら、なるべく早く抱っこしてあげるといいですよ

そんな甘やかしていたらダメでしょ

最近の親は、人に対する厳しさが全くない、甘ったれた子どもを見ていればよくわかる・・・

ピッコロさんが子育てをするなら、まさにおっしゃる通りですね

とりあえずサイヤ人は攻めてこないので、知力をあげていけましょう

人格と心を考える上で大切なこととして

イギリスの学者ジョンボウルビィが唱えた「アタッチメント理論」というものがあります。

アタッチメント理論

「子供が不安や恐怖などのネガティブな感情持っているときに、親とくっつくことで安心を取り戻そうとする本能」

そして、この子どもが親にくっつきたいという本能を

おざなりにしてはいけないのです。

東京都医学総合研究所の研究によると、

・アタッチメントにより不安がいつまでも解消されないと、ストレスホルモンを出す脳の回路が強化されてしまう。
・よってちょっとしたストレスで嫌な記憶が蘇り、脳が活性化してさらにストレスホルモン出すと言う悪循環に陥る
その結果、学習能力が低下し自分を抑える力や注意力が低下し問題行動が多い子供になってしまう。

子どものアタッチメントにはしっかり対応してあげたいですね

アタッチメントで記憶力が上がる

そんなくっつくだけで記憶力があがるの?

そうなんです。

そうするだけで、脳にいい影響があります。

・生まれて4歳までの間、大脳辺縁系と呼ばれる脳の部分が急速に発達する

・大脳辺縁系の横に記憶を司る海馬があり、その横に感情を司る扁桃体がある

・アタッチメントので扁桃体が活性化し、それは海馬に影響及ぼす

東京大学の研究によると、

海馬が「覚えよう」と判断するかどうかは、偏桃体に牛耳られている

つまり、感情的にワクワクしているときの方が記憶力が高まるということです。

たしかに、子どもって好きなことはめっちゃ覚えるよね

僕も昔ポケモンの名前・ステータス・技なんかは全部覚えていたなあ・・

おとなでも同じかもしれませんね。

つまり、

子どもが何かを学習するときは、

子どもが楽しんでいないと意味がありません

そしてこのアタッチメントによって、

扁桃体や海馬はぐんぐん成長します。

子どもをほったらかすと・・

ちなみに、ほっといたらどうなるの?

あまり、いいことはありません

熊本大学の研究によると

アタッチメントに応えてもらっていない虐待児は、

扁桃体が暴走し海馬にダメージを与え、

海馬が委縮してしまっている

また、ミネソタ大学の研究では、

一歳の時点で母親との間に安定したアタッチメントがないと、

幼稚園では集中力がない

中学生では好奇心とレジリエンスがない

高校の中退率が高い

将来にわたって影響が出てしまします・・・

まとめ

いかがだったでしょうか。

毎日が忙しすぎて、なかなか子どもにかまってあげられない

しかし、それをおざなりにすると

将来にわたって痛いしっぺ返しが、子どもにかえってきてしまいます。

次回は具体的に、どんなことをすればよいかを紹介していきます。

ではまた👋

参考文献

私たちは子どもに何ができるのか
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