机に座ってテキストを開く
そこから数時間勉強・・・
しかし、翌日になるとほとんど忘れていて
「なんだか頭に全然入らないなあ・・・」
そんなことありませんか?
それは、勉強前の準備が足りていないことが原因かもしれません。
勉強前の準備?
ちゃんと鉛筆は削ったし、下敷きも机に出したよ
小学校の授業の準備ならそれでばっちりですね。
しかし、結果を出したければさらに準備が必要なのです。
この記事はこんな人におすすめです。
・集中して勉強したい
・短い時間で効率よく学びたい
・やる気が勝手に出てほしい
そして、それを実現するための事前準備がこちらです!!
①自己超越目標を持つ
②知っていることを書き出す
③好奇心を刺激する
④音楽を正しく使う
⑤戦略的リソース利用法
⑥自然の力で集中力を倍にする
⑦ピアプレッシャーでやる気を出す
①自己超越目標をもつ
テキサス大学でこんな実験がありました。
・高校生に「今の社会問題について考えてください」と指示した。
・その後「その問題に関して学校の勉強を生かす方法はないか考えてください」と伝えた。
・しばらくして、生徒達の行動を調査したところスマホやゲームの時間が減り、学習の時間が2倍増加した。
つまり、「この勉強は何の意味があるの?」
と自分自身で考え、社会とのつながりを作ることでモチベーションがわいてくるということのようです。
スマホやゲームの時間まで減ってしまうとは驚きですよね!!
②知っていることを書き出す
これはなんだか、学校の先生が授業の前にやってた気がするな。
そうですね。それにはこんな意味があったんです。
ハーバード大学の研究によると、
①勉強の内容について既に知っている情報を考える
②思いついた内容を全て書き出す
こうすることで新しい情報を理解しやすくなり、記憶の定着が高まった
これは頭に浮かべるだけではなくて、実際にアウトプットすることが大切です。
おうちでもできそうですよね。
③好奇心を刺激する
いやいや。
そもそも勉強が嫌なのに、好奇心なんてないよ!!
別にその勉強に関することじゃなくても大丈夫みたいですよ。
えっ!
そうなの?
カリフォルニア大学の研究によると、
「初めて見た人の顔写真を覚える」という実験を行った
①ふつうに顔写真を見ながら覚える
②トリビアクイズを行った後顔写真を覚える
②のグループの方が記憶テストの結果が2倍高かった。また翌日再テストを行った場合も同じような結果が得られた
これは脳内の報酬型が活性化され、それにより海馬が刺激されたことが原因です。
おうちでもいきなり勉強を始めるのではなく、ちょっとした遊びをしてからのがいいかもしれませんね。
たしかに、授業前に面白い話をしてくれる先生がいて、その授業はいつも楽しかった気がするな
その先生は、じつは戦略家のなのかもしれませんね
④音楽を正しく使う
たしかに、ぼくも受験生の頃よく音楽を聴きながら勉強してたよ。
今回のポイントは「正しく使う」です
ちなみに聴きながら勉強して集中できましたか?
失礼な!!
ちゃんとできてたよ!!
・・多分
グラスゴーカレドニアン大学の実験によると、
被験者を4種類の部屋に入るように行った
①テンポの遅いBGMが流れている部屋
②ゆったりしたBGMが流れている部屋
③環境音が流れている部屋
④完全な無音の部屋
→④以外のグループは全て能力が低下した。
そんなあ・・
でも僕は、集中できてたよ!!
そんな意見に対しても、
BGMで勉強が進んだと思っている人たちは、脳内ですドーパミンが出ているため勉強が進んだと勘違いをしているだけ
はあ、ぼくは勘違いしてただけなのか。
まさに、音楽に踊らされていたってわけだね
そうみたいですね(笑)
じゃあ正しく使うってのは、どうしたらいいの?
勉強始める10分前に聞くのは効果が高かった
ちなみに私も学生の頃は、自習室でよくイヤホンをつけて勉強していました。
「勘違い」だったなんて驚きですよね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
結構やってしまっていたことも多いのではないでしょうか?
自分たちは、このやり方をしてしまっていても、
せめて子どもたちは、効率よく勉強してほしいですよね。
しかし、子どもはなかなか「科学的に正しい勉強法とは」
なんて気が付かないもの。
ましてや、学校でもなかなか教えてくれません。
私も我が子がその年になったら、伝えてみます。
ではまた👋
その2はこちら
参考文献
コメント