今回は、前回の続きです。
前回は7つのうち4つを紹介しました。
残り3つをいっきに紹介していきます。
①自己超越目標を持つ
②知っていることを書き出す
③好奇心を刺激する
④音楽を正しく使う
⑤戦略的リソース利用法
⑥自然の力で集中力を倍にする
⑦ピアプレッシャーでやる気を出す
この記事はこんな人におすすめです。
・集中して勉強したい
・短い時間で効率よく学びたい
・やる気が勝手に出てほしい
⑤戦略的リソースを使う
この戦略的リソースとは、スタンフォード大学の研究で、
・事前に「そもそも何のためにテストをするのか?」ってとこをハッキリさせる。
・さらに使えるリソースを明確にする。
・研究チームは、この手法を「戦略的リソース利用法」名付けた。
具体的にどんなことをするかというと、
1週間前に戦略的リソースの質問に答えてもらった
①テストの前にどれぐらいのテストの点数が欲しいか現実的に書く
②その成績をとることが自分にとってどれだけ大事なのか、点数を書く
③その点数を取ることにどれぐらい自信があるか点数を書く
④テストにどんな問題が出そうか紙に書く
⑤勉強に使えそうな資料を15個まで絞る
⑥その資料がどうして必要かという根拠を書く
⑦その資料をどのように使うかかく
といった質問だそうです。研究チームによると、
・少ない時間で学習の効果が上がった。
・テストの結果は4.65%上がった。
・ストレスが軽減された。
実際にテストの点数が上がったっていうのはすごいね!
ただこれは、大学生向けかな・・
いえそんなことはありませんよ。
私の旦那も、実際にこの方法を学級で使っていたようです(もちろんこの中の一部)
すると、一年間この方法をやり続けた子どもは、やはりテストの点が徐々に高くなっていったそうです。
実際に使った項目は①~④を使ったようで、それでも効果は十分だったそうな。
⑥自然の力を使う
やっぱり最後は自然の力だね。
おらに元気をわけてくれーー
練習したらできるようになるかもしれませんね(笑)
イリノイ大学の研究によると、
300人の人を集め2つのグループに分けた
①自然が多い公園で週に一回授業する
②タブレットや電子黒板のような最新機器が揃ったところで週一回授業する
①のグループの方が集中力が2倍高く、その後教室に戻った後も集中力が持続した
さらに、他にも
ノースフロリダ大学の研究によると、
芝の上を裸足で軽くウォーキングしたグループは普通の靴で走ったグループよりもワーキングメモリのテストの結果が16%高くなった
週に一回でいいなら、休日に家族で自然の多いところにお出かけすればいいんだね。
しかもできれば裸足がいいわけだ
外に出るのが難しいのであれば、部屋に観葉植物を置いてもいいかもしれませんね。
⑦ピアプレッシャーでやる気を出す
ピアプレッシャーって?
ピアプレッシャーは「peer(仲間)」と「pressure(圧力)」を組み合わせた言葉で、「同調圧力」を意味する言葉で、一緒に働くチームのメンバーや上司、同僚などの監視などから受ける圧力のことを指します。
例えばこれを利用したものだと、
トイレの
「いつもきれいに使ってもらってありがとうございます」
も同じようなものです。
コロラド大学の研究によると、
4歳の子供にマシュマロが置かれた部屋に移動しその上で「しばらくマシュマロを食べずに我慢できたらもう一つあげる」と伝えた
①普通に我慢させたグループ
②他の子は我慢できたよと言われたグループ
②のグループは①のグループに比べて2倍我慢できる確率が上がった
さらに、ハーバード大学の研究では、
仕事量が少ないビジネスパーソンを、生産性が高い同僚の横に座らせると作業効率が17%アップした
つまり、できればモチベーションの高い人の近くで学習したほうがいいということ。
逆に、ネガティブな人間が近くにいるだけで生産性が大きく下がり、プライベートの人間関係も壊れやすくなってしまったそうです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
①自己超越目標を持つ
②知っていることを書き出す
③好奇心を刺激する
④音楽を正しく使う
⑤戦略的リソース利用法
⑥自然の力で集中力を倍にする
⑦ピアプレッシャーでやる気を出す
このうち、すべてをやるというのではなく、可能なものから少しずつ始めて見るといいかもしれませんね。
私たち大人がしっかり準備をして、子どもに最高の学習環境をプレゼントしてあげたいですね。
ではまた👋
参考文献
コメント