これからの社会で必要なスキルの一つである英語。
この力があるとないのとでは大違いです。
「我が子も喋れるようになってほしい」
そう考える親御さんも多いはず。
その上で、英語を身につけるのであれば、子供のうちにやっておくのがお勧めです。
上智大学短期大学部の狩野晶子教授によると、
子供が大人より優れている力は、主に次の4つだといいます
①音声を敏感に聞き取る力
②音の塊を丸ごと処理する力
③繰り返しに耐える力
④曖昧さに耐える力
①音声を敏感に聞き取る力
子供は音への感受性が豊かです。小さいうちの方が聞く力にたけています。
確かに、1日中テレビのものまねや、動物のものまねやってるよ。
②音の塊を丸ごと処理する力
子供は意味がよくわからないものでも、音の塊として簡単に覚えてしまいます。
自分も小さい時、ポケモンの名前を全部覚えたりしていたなあ。大人になった今じゃ考えられないよ。
③繰り返しに耐える力
子供が同じことを繰り返してやりたがります。いつも同じ本を読みたかったり、好きな動画を何回も何回も見たりするのもその力です。
④曖昧さに耐える力
子供は全てを理解できなくても平気です。曖昧な理解でも、相手の表情や周りの雰囲気から、自分なりに文脈や意味を想像しながらやりとりを進めていくことができます。
この4つの力のうち、児童期に特に伸ばすべきは、英語を「聞く」力です。
小学校の間は読み書きをかっちりさせるのではなく、意味のある英語を楽しくたくさん聞くことで英語の音に慣れさせることが大切です。
その上で英語を身に付けるための4つのポイント紹介していきます。
毎日、英語に楽しく触れる
個人差はあるものの、ある程度英語で意味が聞き取れるレベルの力が育つまでには
「2000時間から4000時間」聞く必要があると言われています。
仮に学校で秋に2回1時間程度学習した場合、およそ50年近くかかってしまいます。
じゃあどうしたらいいの?
つまり学校や英語教室だけでなく、家庭でも英語を聞く機会を作ってあげることが効果的です。
ここで大切なポイントは、
・子供が楽しんでいること
・正確さを求めないこと
間違いを正さない
間違ったままにしておいたら、変な風に覚えてしまわない?
これもよく陥りがちです。
「間違えたらどうしよう」と言うプレッシャーのある状態だと、そもそも英語を使ってみようと言う気持ちが起こりにくく、上達を妨げてしまいます。
むしろ、間違っても正さないことが大切です。
南カリフォルニア大学のスティーブン・グラッシェン教授によると、
・不安感が低いほど言語の習得が進む
とのこと。
確かに赤ちゃんも、最初は間違ってても、ある程度大きくなってたら自然と治っていた気がする。
興味があることを英語で調べる
狩野教授は、
子供が興味を持つ世界を英語ではどのように表現するのか一緒に調べてみる
ことを勧めています。
魚、虫、恐竜、花などいろいろ調べてみましょう。
好奇心を持って調べた知識は記憶に長く留まります。
親がコミュニケーションを楽しむ
親ができる1番手っ取り早いかつ効果的なものは、親が「お手本になる」ことです。
・・・
僕英語しゃべれない。
先ほどと同じで、間違っても大丈夫。
大切な事は、たとえ苦手でも、コミニケーションを楽しむ姿勢を見せることです。
お勧め教材
我が家では英語を身近に感じてもらうためこれを使っています。
タッチペンですぐにネイティブの発音で表現してくれます。
娘は日常的に、
セミって英語で何て言うんだろ・・
ドラえもんに聞いてみよっか
と言ってすぐに調べる癖がついています。
たまに、いきなり英語で話しかけてくるので、こちらが意味がわからず困惑することも・・・
ではまた👋
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