ほらー!
だから、ご飯の前にお菓子食べたらだめって言ったでしょ!
もうお菓子一生あげないからね!
ご飯前に食べたらだめなものはダメなの!
ダメ―!!
といった毎日のルーティーンありませんか?
親として叱らないといけないと思って、毎日奮闘しているけど、このやり方でいいのだろうか?
そう思っている方も多いはず。
今回は上手な叱り方のポイントをまとめていきたいと思います。
罰を与える問題点とは
よくありがちなのが
なんで喧嘩するの!
もうゲーム一生させない!
お菓子も一生あげないからね!!
そんな言葉言いたくなりますよね?
ただし、こんな風に罰を与えてしまうといろいろ問題が起こってしまうのです。
大きく4つの問題がありますので紹介していきます。
①より攻撃的・反発的になる
②力による解決を正当化してしまう
③親子の関係が悪化してしまう
④反省を促せない
たしかに、この前うちの長女が妹に
「そんなことしたらこのおもちゃ、ぼっしゅうだからね」
と言っていて、びっくり
なんで、そんなとこまねしたの😨
子どもは親の姿をちゃんと見てます。それは、良い部分も悪い部分も。
子どもが友だちにすぐに罰を与えたりしたら、人間関係も悪くなってしまいますよね。
また、罰を与えるとその子の心に残るのは怒りだけ。
確かに。
昔先生に罰を与えられたときは
「次からは、ばれないようにがんばろう」
って気持ちになったな。それと一緒だね
罰を与えてはいけないことが分かったうえで、次は上手な叱り方4ポイントを紹介していきます。
①「だめ」「ちがう」を使わない
「だめ」や「違う」といった有無を言わさず、力で抑え込んだような伝え方ではいけません。これを使わないようにして、言葉で理由を説明するような伝え方にしましょう。
②結果よりプロセス
例えば、娘が下の子を殴ったのに対して
「たたいたらダメでしょ!」
と言いたいところですが、「どうして殴ったの?」
「だって弟がおもちゃを勝手にとったから・・」
とその結果に至ったプロセスをしっかり聞き取ることが重要です。
③理由を説明する
こちらも先ほどと同様、なぜその行動が良くないのか理由を説明することが大切です。
④自分(親)の気持ちを伝える
以上の4つを踏まえると、丁寧なクレーム処理の様ですよね。
例えば、兄弟げんかの場面だと、
①今あなたは弟を殴ったよね
②それを見てお母さんはどう思ったと思う?
2人とも大事な子どもなのにけられている弟見たら悲しいよね
③これからもお兄ちゃんが何かトラブルがあったときに、弟を蹴って解決していたら弟だってとても傷つくと思うし、何かあったらすぐに蹴ってしまう子になったら他の子にもけってしまう。
そうするとお友だちになってくれる子はいなくなってしまう。それって良くないよね。
④じゃぁこんなふうにおもちゃの取り合いになってしまうんだったら、次からどんなふうにしたらいいかな?おもちゃはこんな時は弟が使って、こんな時はお兄ちゃんが使ったらどう?それとも他に良い方法ある?
ちょっと面倒な気もするけど、これだけ丁寧にしないといけないんだね。
そうですね。子どもも一人の人間として尊重して接しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか
難しそうなものもあったかと思いますが、今までの言い方を少しバージョンアップさせればオッケーです。
そうすれば、一つ一つが子どもにとって私は愛されているというメッセージになります。
少しずつこれからも頑張っていきましょう
ではまた👋
参考文献
「モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くしたオックスフォード児童発達学博士が語る自分でできる子に育つほめ方叱り方」島村華子著
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