子供がある程度大きくなると、
「もっといろんな人に揉まれて人間関係を学ばせたい」
そう考え幼稚園や保育園に入れる家庭も多いですよね。
子供のコミュニケーション力も、家庭の中で親と親密に過ごすだけでなく、家庭の外に出ていろいろな人と関わり、ときにはぶつかり合うことでしっかりと育まれていきます。
幼稚園、保育園ではケンカは日常茶飯事。家に帰ってきてお友達の家へ行ったり、公園に行ってもよく目にするかと思います。
相手の子を怪我させないか心配。あとどうやって仲裁したらいいかわからないから、とりあえず喧嘩はしないでほしいよ。
しかし白梅学園大学の増田修治教授によると、
3歳位から小学校低学年位までの喧嘩体験は重要。
とのこと。
子供は喧嘩をすることによって、心や体の痛みを体験しながら力加減を学んでいきます。もし喧嘩をしないまま成長すると、力加減がわからず、いきなり相手に大怪我をさせてしまうことも。
増田教授によると、
「喧嘩にもルールと教育が必要」とのこと
そこで今回は喧嘩の仲裁でやるべき5つのことを紹介していきます。
具体的には、
①喧嘩のルールを教える
②「互いの言い分」を言い切らせる
③エスカレートしそうな時は止める
④必ず最後仲直り
⑤子供の話をよく聞く
では順番に見ていきましょう
喧嘩のルールを教える
ルール?
「武器の使用以外全てを認めるッッ!!」
みたいな?
大体そんな感じです。
目をつかない、噛まない、股間やお腹を狙わない、ものを投げないといった、
「相手を傷つけない最低限のルール」は教えておかなければいけません。
場合によっては一生の傷負わせてしまうリスクまであることをしっかりと伝えておきましょう。
言葉についても同様です。克服できないようなコンプレックスについても相手の心に深い傷を残してしまうことがあるのできちんと伝えましょう。
「互いの言い分」を言い切らせる
増田教授によると、
喧嘩お互いの言い分のぶつかり合い。だからこそ、最後まで違いが言い分を言い切ることが大切。
とのこと。
言葉でとことん言い合いをさせて、もう言うことがなくなり興奮がおさまってから、
「原因」「何が嫌だったか」「どうすれば防げたか」と内容について考えさせると良いでしょう。
エスカレートしそうな時は止める
いくら喧嘩が大切とは言え、男の子同士の場合は暴力がエスカレートしてしまうことも。
そんな場合は周りの大人が力ずくで止めさせる必要があります。
必ず最後は仲直り
お互いに納得感を感じるところまで日々の言い聞かせたら、最後は必ず仲直りをしましょう。
子供は喧嘩と仲直りを繰り返しながら、
どうやったら相手を傷つけてしまうのか、
逆にどうすれば相手に嫌なことをやめてもらえるか、
どうやって友達と仲良くやっていくべきか学んでいきます。
子供の話をよく聞く
いつも子供が攻撃的な場合は、目の前の友達が本当の原因ではないかも、、、
喧嘩をした直接的な理由のほかにストレスの原因はないか、時間をとって子供の話をじっくりと聞いてみましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
喧嘩の仲裁でやるべき5つのこととして、
①喧嘩のルールを教える
②「互いの言い分」を言い切らせる
③エスカレートしそうな時は止める
④必ず最後仲直り
⑤子供の話をよく聞く
を紹介していきました。
みなさんもよかったらやってみてください。
ではまた👋
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