クラス経営を行うにおいて、先生と子供の信頼関係はとても重要です。
これがうまくいっていないと、子供が話を聞いてくれず、学級が崩壊していく・・・
なんてことも実際に起こりうります
そこで今回は、2倍頼み事を聞いてくれるお話です。
2001年の研究で、類似と説得力について調べた研究がありました。これは50個の形容詞の中から形容詞を選んでもらい、自分が選んだものとどれぐらい一致するかを調べたものです。
その結果わかったこととして、
・人は自分と似ている人を信頼する
・ 人は似ている人に助けを差し伸べたい
・類似点は出会って最初にするものである
・多くの人は類似点を最後に作ろうとするが、それじゃ遅い
・最初に類似点を見つけた相手に頼み事をすると、成功率が43%から77%に上がる
つまりこれを、学級開きの最初の子供たちとの出会いに置き換えると、
・最初に先生の自己紹介をする(なるべく多くの子供たちと類似点が出るような話をする)
・その後にクラスの経営方針などを話す
といった流れの方が良いのかもしれませんね。
では具体的にどんな類似性が良いのかと言うと、簡単なもので良いそうです。
例えば、
・誕生日
・血液型
・家族構成
・飼っているもの
・好きなテレビ、ゲーム、映画など
もし、余裕があれば学級のキーとなる子供について、前任の担任に聞いておくのもひとつかもしれません。
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