親戚や、友人に会ったときに自分の子供が挨拶をしないと気持ちがモヤモヤしてしまうことありますよね。
今回は挨拶についてのお話です。
心理現象の1つに「ザイオンス効果」と言うものがあります(単純接触効果)。
これはスタンフォード大学のロバート・ザイオン世教授が発見したもので、
同じ人やものに繰り返し接触すると、好感度や印象がアップする
と言うもの。
そしてこれは、挨拶によってこの効果が引き出されます。
あいさつの習慣が身に付いていることにより、成長してからも様々な人付き合いの大きな助けになります。
しかし最近は、地域とのつながりも薄れ、挨拶をする機会が格段に減ってきています。
そんな中で、子供が挨拶にをするようになるポイントについて紹介していきます。
①親が〇〇をする
②挨拶されたら必ず〇〇
③気持ちを込める
④子供がしなかったときは〇〇〇〇
親が挨拶をする
子供は親の言動に敏感で、日々観察をしています。
親がいつどこで挨拶をしているかも、親を手本にしながら覚えていきます。
親は「おはよう」「行ってきます」「ただいま」「おかえり」「いただきます」「ありがとう」「ごめんなさい」「おやすみ」
といった言葉を、家族に対して積極的に使うように心がけましょう。
挨拶されたら必ず返す
挨拶は、相手の存在を認め、自分の存在を認めてもらうことです。
挨拶をしてくれる人には、必ず挨拶を返すようにしましょう。
挨拶を返さないと言う事は、つまり無関心と言う事
無関心は、
相手の存在はどうでもいい
と言うメッセージになり、相手をとても傷つけてしまいます。
気持ちを込める
挨拶の「挨」には「心を開く」、「拶」には「相手に近づく」と言う意味があります。
挨拶をするときには、その言葉の意味を思い出しながら、相手の顔を見て、気持ちを込めて声をかけるようにしましょう。
できなくても責めない
子供が挨拶をしないときは、
・恥ずかしい
・照れくさい
・素直になれない
とういった思いがあります。
しかしそこで、
「どうして言えなかったの」
と叱ったり強要したりしてしまうと、子供はかえって反発し、
「挨拶は楽しくない」
と言うふうになってしまいます。
もちろん他の子と比べるのも逆効果です。
挨拶が苦手な場合はあせらず、
事前に、
「○○ちゃんのお家に着いたら、最初になんて言おうか?」
と心の準備をしたり、とても小さな声であっても挨拶ができたら一緒に喜んであげるなど子供のペースに合わせるようにしていきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
子供が挨拶をするようになるポイント4つを紹介しました。
①親が挨拶をする
②挨拶されたら必ず返す
③気持ちを込める
④子供がしなかったときは責めない
つまり、まずは親がしっかり見本を見せる。
その上で気長に待つ。
子供が大人になってから、この挨拶を武器にいろいろな人とコミュニケーションを取れるようになってほしいですね。
ではまた👋
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