子どもに愛情を注ぐだけで培われる3つの力

子育て×科学
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前回、子どもを育てる上で、

アタッチメントが重要という話をしました。

アタッチメント理論」とは、イギリスの学者ジョンボウルビィが唱えたもので、

アタッチメント理論

「子供が不安や恐怖などのネガティブな感情持っているときに、親とくっつくことで安心を取り戻そうとする本能」

というものです。

今回は、どんなアタッチメントが頭のいい子にするのか

紹介していきます。

研究者によるとアタッチメントによって

発達に大きく影響を与える3つがあるといわれています

①探求心

②自立

③社会性

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探求心

子どもは外で遊んでいて怖いことがあると、

親の元に安心を求めてやってきます。

これに対して

「怖かったね。もう大丈夫だよ」

と抱きしめると、

再び子どもは、走っていきます。

そして、また怖いことがあると親の元に・・・

これを繰り返すことで

探求心が育まれます

この時の親は「安全基地」の役割があります。

ですので、

・保育園や幼稚園に行く

・新しいところへ行く

・習い事を始める

場合は、親は常にリラックスしていて、

しっかり受け止めることが大切です。

自立

先ほどのように、親がいつも安全基地でいると

「自分はいつだって受け入れてもらえる」

と思えるようになり、

この思いが子どもの心の中に

【心の安全基地】

を育んでいきます。

するとこの「心の安全基地」にアクセスするだけで

安心感を回復できるようになるのです

そして、これこそが自立につながります。

親のところに助けを求めるのは、「心の安全基地」が

未発達だからです。

「自分で何とかしてこい!!」

と突き放すと、いつまでも「心の安全基地」は

完成しません。

社会性

「心の安全基地」ができる

「自分はいつだって受け入れてもらえる」

このようなポジティブなイメージは、

友だち、先生などいろんな人と触れ合うときの

自己イメージになります。

この自己イメージが、社会性の発達を加速させます。

たくさん受け入れられた子どもは

明るく、ポジティブに育っていくのです

先回り

とりあえず、たっぷり愛情を注ぐことが大切なんだね。

なら僕は、子どもがしてほしいことを想像しながら頑張るよ。

それはあまり良くないかもしれません。

子どもが助けを求める前に動く「先回り」はアタッチメントではありません。

コロラド州立大学のゼイネップ博士も、

先回りは良くない。

子どもが欲求を感じ、シグナルを出して初めて、お母さんが敏感に反応することが大切。

と言っています。

先回りを続けてしまうと、

子どもが助けを求めるスキがなく、自分でやってみようという気持ちがわかなくなってしまいます。

まとめ

アタッチメントで

①探求心

②自立

③社会性

この三つの力を養い、頭のいい子に育てていきましょう

ではまた👋

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